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小児アレルギー専門外来

当院の小児アレルギー外来について

小児アレルギー外来は、火曜日の午前中
剣木先生が診察します。予約制となります。詳細はお電話(048-866-6861)にて、

お気軽にお問い合わせください。

小児アレルギー専門外来とは

当院では、小児科・アレルギー専門医である医師が、花粉症や気管支喘息、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患に対して、患者様に合わせた治療方針をご提案し、快適な日常生活をサポートします。

また、当院では血液を使うアレルギー検査も受けられますので、アレルギー検査に興味のある方はお気軽にお問い合わせください。お子様から大人まで幅広く対応しておりますので、成人の方もお気軽にご相談ください。

舌下免疫療法

舌下免疫療法とは、アレルギーの原因物質を含んだ薬を舌の下に置いて、一定の時間が経った後に飲み込むアレルゲン免疫療法(減感作療法)です。また、舌下免疫療法は、スギ花粉症を持つ5歳以上の方を対象に、アレルギー体質の改善を目的に行われます。当院ではお子様から大人までアレルギー治療を行っております。

長期間にわたって継続的に行うことで、アレルギー症状を軽減したり、完治したりする効果に期待できます。また、症状が完全に治らなかったとしても、アレルギー治療薬の使用量を減らすことができる可能性もあります。治療を始める前には必ずアレルギー検査を受けて、アレルギー性鼻炎であることを確認する必要があります。

初めは薬の量を少なめに設定し、徐々に増やしていきながら、3年以上服用していただきます。初回の服用は、医師の指導のもとで行いますが、2回目以降はご自宅での服用となります。

なお妊娠中の方や重症喘息の方、重い心臓病の方などの場合、舌下免疫療法を受けていただくことはできません。ご質問やご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

現在、製薬会社でのお薬の製造が追いついておらず、初診の患者様には対応できていない状況です。
舌下免疫療法を希望される初診の患者様は、まずお電話(048-866-6861)でお問い合わせください。

小児アレルギー専門外来で
診療する主な疾患

花粉症
(アレルギー性鼻炎)

花粉症とは、花粉にさらされることで、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状が出る疾患です。春から初夏にかけて飛散するスギやヒノキなどをはじめ、秋に飛散するブタクサやヨモギなどの花粉に反応して発症することもあります。
また花粉症は、花粉が飛んでいる時期だけ症状が出ることから「季節性アレルギー性鼻炎」とも呼ばれています。一方、ダニやハウスダストなどにさらされることで、どの季節でも症状が出続ける鼻炎は「通年性アレルギー性鼻炎」と言います。
花粉症やアレルギー性鼻炎でお困りの方は、お気軽にご相談ください。

気管支喘息


気管支喘息とは、空気の通り道である気管や気管支に、アレルギー性の炎症が起こることで呼吸音(ゼーゼー、ヒューヒューと鳴る)、咳、呼吸困難といった症状が出る疾患です。何度も症状を繰り返すのを特徴としており、ダニやハウスダストなどのアレルゲンが原因で発症することもあります。
放っておくと成人喘息になったりQOLが下がったりすることもありますので、適切な診断と治療が重要です。症状が長く続く場合は、お気軽にご相談ください。

食物アレルギー


特定の食べ物に対してアレルギー反応が起こる疾患です。食べ物を食べたり触ったりすることで、蕁麻疹や粘膜の腫れ、呼吸症状、下痢、嘔吐などの胃腸症状などが起こります。
「アナフィラキシー」と呼ばれる、生死に関わる重篤なアレルギー反応が起こることもあるため、問診と検査を通した適切な診断・治療(例:アレルギー反応を起こす食べ物を食べないなど)が重要になります。
食物アレルギーの症状に心当たりのある方や、離乳食の作り方などでの相談を希望される方は、当院までお気軽にご相談ください。

アトピー性皮膚炎

皮膚が赤くなったりブツブツができたり、乾燥して皮膚がむけたりする症状が慢性的に続く疾患です。強めのかゆみを伴うのが特徴です。
乳児期でアトピー性皮膚炎のコントロールがうまくいかないままでいると、食物アレルギーを併発するリスクが高くなると指摘されています。
皮膚の乾燥を防ぐスキンケアとステロイド軟膏薬の塗布で治していきますが、重症度によっては、内服薬や免疫抑制剤などを使うこともあります。
最近では新しい治療法も開発されており、患者様の状態に合わせて長期的な治療方針を立てることも大切です。症状に心当たりのある方やお悩みの方は、当院までお気軽にご相談ください。